カラーしてすぐにパーマをすると色落ちしますか?
カラーをしてすぐにパーマをかけると色落ちはしてしまいます。特にダメージをしている髪は色が落ちやすいと思います。
パーマ剤に入っている還元剤やアルカリ剤の効果によって色落ちしてしまいます。

カラーは酸化重合(酸素をくっつける)することで発色します。還元剤は酸化の逆の還元(酸素をはなす)で、酸化重合で発色した色を分解して染料の粒子が小さくなり色がなくなってしまいます。そしてアルカリ剤で開いたキューティクルから外へ流出してしまいします。

どうしてもすぐパーマをしたいとう時は、アルカリの濃度や還元剤濃度も低い薬剤を使用する場合もあります。しかし薬剤の濃度を低くしても全く色落ちしないわけではありません。逆に濃度を下げたせいでパーマがかからないということも考えられます。
余裕があるのであれば、少しでも時間をおいたほうが安定した仕上がりにできると思います。

カラーを重視するなら、先にパーマをかけてある程度の日にちをおいてからカラーをすることをオススメします。
もし、パーマと同日にしたい時はリタッチのみにして毛先のカラーは次の機会にしたほうが髪への負担は減ります。

パーマもかけてからすぐにカラーをするとパーマがゆるくなってしまいます。根元のリタッチカラーと毛先パーマはなど同じ部分を施術しないようにしましょう。